英語
「Academic Skillsの育成」を目標に、英語で 1. 情報を的確に収集し理解する能力 2. 客観的・論理的に思考し議論する能力 3. 受信者を意識し適切に情報を発信する能力 を養います。
「英語を学ぶ」だけでなく「英語で学ぶ」ことを意識したカリキュラムで、探求・プロジェクト型学習(教科横断型を含む)、ネイティブスピーカーの教員によるEssay Writing指導など、多彩な活動を行います。
中学生は日頃の学習成果を披露するレシテーション・スピーチコンテストも行います。
帰国英語
帰国英語では、英語によるCritical Thinking能力を高めるべく、文学、詩歌、戯曲、評論など、様々なジャンルの英文を読み、クラスで討論してエッセイやレポートを書きます。また、学期ごとにテーマを決めてタームペーパーを書き上げます。
授業はネイティブスピーカーの教員が中心に担当し、北米の学校のやり方で進めていきます。
英語の授業とあわせて、世界史や国際情勢、文化論なども学習し、バランスのよい国際感覚を培います。
国語
論理的に考え表現する力、日本文化への理解、感受性と情緒を身につけ、自調自考の土台を作ることを目指します。
中学では「現代文」「古典」「表現」の3分野に分けて授業を行います。「現代文」では、近現代の多様な作品に触れて、読解力・鑑賞力を伸ばします。「古典」では、日本古来の優れた文章に親しみながら日本文化への理解を深め、国際人としての資質を養います。
本校の特色の1つである「表現」では、作文、スピーチ、プレゼンテーション、ディベートなど、様々な言語活動から情報収集・発信能力を高めます。
高校では、さらに高度な文章を読み、書くことを実践し、自調自考の基礎を完成させます。
数学
Aブロックでは「数量」と「図形」に分けて数学の基礎を学習します。Aブロックで中学の学習範囲が終了し高校の学習内容に入ります。
Bブロックでは、Aブロックでの学習に関連づけて高校の学習内容に本格的に入ります。内容が高度になることもあり、一人ひとりにきめ細かく対応していきます。
Cブロックでは、理系・文系に分かれます。高校2年で大学受験に必要な学習範囲は終了し、その後は問題演習の時間となります。その中で融合問題などに取り組みながら考える力を養います。
理科
ニュートンは考えた…『なぜリンゴは、いつでも大地に向かって垂直に落ちるのか』
誰も気にとめることのない身の回りの「なぜ?」を見つけ、既成概念にとらわれず、自ら調べて確認し、自ら考えて新しい知識を吸収し創造する姿勢を身につけます。
Aブロックでは、基本的に実験を授業に取り入れています。「なぜそうなるのか?」など、疑問を持たせて、自分で調べて考える習慣をつけていきます。
B・Cブロックでは、身につけたそれぞれの知識を関連づけて解を導いていけるよう、多くの問題にあたることで柔軟性や応用力を培います。
社会
Aブロックでは「地理」「歴史」を並行して学び、調べ学習や発表を通して物事を様々な角度から考えます。
Bブロックでの中3では「公民」と「歴史」、高1では「地理総合」と「歴史総合」を学び、物事を様々な制度や仕組みとともに理解し、いま私たちが生きている社会への視点を養います。
Cブロックでは、文理に分かれ、地歴・公民科目を履修し、積極的に社会に関わる力を育みます。
6年間を通して、調査と考察を深めるなかで智の土台を築き、市民として活躍するための基礎能力を養います。
体育
「体育」の授業では、集団で行動する機会が多い学校生活の中で、集団生活を行うことによって協力・協調性を養い、心身ともに健全な人間形成を図ります。
生涯を通して継続的に運動できる能力と態度を育て、明るく豊かで活力ある生活を営むことを目指します。
「保健」の授業では、私たちの生活のなかには健康を脅かす数多くの危険因子があることを認識し、それらの多くは努力でコントロールできるものであるということを学習します。
個人および集団生活における健康や安全について理解を深める能力を身につけます。
本校では6カ年間にわたり体力テストを行い、身体の成長に一人ひとりが関心を持ち、体力作りに励むようにしています。6月上旬には生徒の創意工夫によるスポーツフェスティバル(体育祭)を実施します。
芸術
どの科目も、技能だけでなく、その奥にある精神的なものも重視しています。
中学1年・中学2年では「音楽」と「美術」を履修し、中学3年では「音楽・美術」の2科目から選択、高校では「音楽・美術・書道」の3科目から選択して履修します。
学年の変わり目で選択科目を変更することができるのも本校の特色です。
技術・家庭
「技術分野」では「技術とものづくり」と「情報とコンピュータ」を学ぶうえで、木材加工、コンピュータ、電気について学習します。基礎・基本を学びながら、応用力が身につくように授業を展開します。
中学1年の木材加工は、創意・工夫しながら制作しようとする意欲と関心を高めます。中学2年のコンピュータは、しくみを理解し基本的な操作方法を修得します。中学3年の電気は、回路や電気機器のはたらきについて理解を深め、安全かつ適切に活用できる能力を養います。
「家庭分野」では「被服」「食物」「保育」の3分野に分けて授業を展開します。
中学1年・中学2年・高校2年の被服分野は、資源と環境を意識させながら、ものを作る楽しさや創造性、さらに人間としての発達を促すような経験を重視した内容です。
中学3年・高校1年の食物分野は、食生活の多様化や食環境の変化に関心を持たせながら、栄養素の種類や機能などの基礎的・基本的な知識の定着と、調理実習を通して基礎技術を身につけ、生活の場で生かせるようにします。
高校2年の保育分野は、子どもの成長・発達、適切な養護や支援のあり方、児童福祉の基本的な理念について学習し、子どもを取り巻く社会の現状を踏まえた家庭や社会のあり方について考えます。
情報
高校1年を対象に、情報社会に主体的に参画するために、情報技術の活用を通した学習活動の中で、問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用することを目的とした授業を行います。
また、社会生活の中で情報技術が果たしている役割や及ぼしている影響を理解し、情報モラルの必要性や情報に対する責任についても考えていきます。
本校では学校行事の制作活動において、著作権などをはじめとする情報モラルの観点に留意して取り組みを行うようにしています。
「相手の立場になって考えてみる」ということを、発達段階に応じて繰り返しながら意識を持たせ習慣化を図ります。